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Web3・デジタル資産

Web3ゲームとデジタル資産は2025年に『投機・トークン主導』モデルが崩壊し(ゲームトークンの9割超が初値割れ、Caladanは2026年4月にプロジェクトの93%が事実上死亡・資金流入が四半期16億ドルから1,800万ドルへ99%減と報告)、2026年は『面白さ第一・持続的経済・ステーブルコイン決済』へと現実路線に再構築されつつある。Ronin(Axie)は2026年5月にEthereum Layer-2へ移行し『ビルダー・プレイヤー報酬』へ舵を切った。一方ステーブルコイン市場は供給3,200億ドル超に拡大し、米GENIUS法(2025年7月成立)・EU MiCA(移行期2026年7月終了)・日本の改正資金決済法(2026年施行)とJPYC(2025年10月発行の初の円ステーブルコイン)が規制の土台を整えた。さらに米国ではPolymarket・Kalshi等のUSDC建て予測市場が2026年に連邦CFTC規則案で正常化へ向かい、MIXIの賭け本業に隣接する新フロンティアとなった。MIXIはDAZN MOMENTS(Flow)やOasysバリデータでWeb3に触れた経験を持ちつつ本流は賭け・スポーツ(PointsBet 66.43%取得・TIPSTAR)に軸足を移しており、示唆は『トークン化ゲームへの深入りは慎重に、ステーブルコイン決済・スポーツIP×機能的NFT・予測市場の動向は選別的に』という測定された機会・リスクである。

最新 更新 2026-06-20 次回レビュー 2026-07-20 26 出典
地域:

So What?(MIXIへの示唆)

  1. WATCH

    Web3ゲームのトークン経済崩壊を反面教師に、既存ゲームへのトークン後付けは慎重に

    2025年に発行ゲームトークンの9割超が初値割れし、Caladanは2026年4月にプロジェクトの93%が事実上死亡・資金流入が99%蒸発したと報告、Play-to-Earnの投機モデルは経済的に破綻した[16][18]。MIXIのモンスト等の主力ゲームに投機トークンを後付けする戦略は、短期の話題性と引き換えに経済設計・規制・評判のリスクを抱える。2026年の勝ち筋は『面白さ第一+持続的経済(価値はゲームプレイから)』であり、トークンより機能的なデジタル所有とステーブルコイン決済の選別導入を検討すべき[16][15]

  2. ACTION

    ステーブルコイン決済レール(JPYC・GENIUS準拠)をTIPSTAR/PointsBetの入出金で評価せよ

    ステーブルコインは供給3,200億ドル超・暗号取引高の75%を占める実需インフラに成長し[12][17]、日本ではJPYCが初の認可円ステーブルコインとして決済・送金用途で立ち上がった[7]。米GENIUS法は認可下の決済ステーブルコインを開放し、Visaのオンチェーン決済は年率35億ドル規模・PayPal PYUSDは70市場へ拡大[3][20]。MIXIは賭け事業(TIPSTAR・豪PointsBet)のクロスボーダー入出金・即時決済・コスト削減でステーブルコイン活用を技術検証し、規制適合(資金決済法の3類型・GENIUS準拠)を前提に選別導入を判断すべき[7][3]

  3. BET

    スポーツIP×機能的NFTを『投機』でなく『ファン体験・賭け連動』として再設計せよ

    MIXIはDAZNと組みJ.League映像をNFT化した『DAZN MOMENTS』(Flow基盤)で既に経験を持つ[13]。投機NFT需要は剥落したが、NFTは『機能するゲーム内資産・ファン特典』へ進化している[1]。MIXIのスポーツ資産(公営競技・PointsBet・スポーツIP)とソーシャルグラフを活かし、収集ではなく観戦体験・予想参加・特典に紐づく機能的デジタル資産として再設計すれば、賭け・スポーツ本業とのシナジーを生める[13][1]

  4. WATCH

    USDC建て予測市場(Polymarket/Kalshi)を賭け本業の隣接フロンティアとして監視せよ

    予測市場は2026年Q1に約366億ドルを捌き、Kalshiは2025年に431億ドル・Polymarketは334億ドルを処理、CFTCは2026年6月に連邦規則案でスポーツ賭けの合法化方向を示した[21][26]。これはMIXIの賭け事業(PointsBet・TIPSTAR)に隣接する成長市場であり、USDC等ステーブルコイン決済・オンチェーン透明性・ソーシャル予想という設計思想は学ぶべき点が多い。同時に連邦vs州の法的不確実性が続くため、提携・観察を軸に過度な早期投資は避けるのが妥当[26][21]

  5. BET

    国産チェーン上の『IPユーティリティ』モデル(Square Enix/Bandai Namco)をMIXIスポーツ資産に応用せよ

    日本の大手パブリッシャーは投機でなくIPユーティリティを軸にWeb3へ回帰しており、Square EnixはSony Soneiumで『SYMBIOGENESIS』を復活、Bandai NamcoはOasysでAIペット『RYUZO』を開発、約1,200万人の暗号利用者基盤がある[22][23]。MIXIはOasysバリデータ経験とスポーツ/ゲームIPを持つため、低手数料の国産チェーン上で『所有・特典・体験』に紐づく機能的アセットを選別的に試作すれば、投機リスクを避けつつファンエンゲージメントを深められる[22][16]

  6. WATCH

    日本のFIEA再分類・20%課税・資金決済法施行を監視し、製品化前にコンプラ体制を先行整備せよ

    日本は2026年に暗号資産をFIEA下の金融商品へ再分類し(インサイダー規制・カストディ監査・開示)、改正資金決済法も2026年に施行、暗号資産は20%分離課税へ移行する一方NFT/DeFiは優遇外のまま[11][10][9]。MIXIがデジタル資産・決済・トークンに踏み込むなら、発行体類型・カストディ・税務区分の制約を前提に、製品投入前にコンプラ・法務体制を先行整備すべき。規制明確化は機会だが、適合コストは構造的に上昇する[9][11]

主要リスク & 機会

PESTLE 分析

P 政治

デジタル資産は2025-26年に各国で政治的に『正常化』へ動いた。米国はトランプ政権下でGENIUS法・CLARITY法による連邦枠組み整備に加え、CFTCが予測市場(スポーツ賭けを含む)の連邦規則案を公表し連邦vs州の主権争いが政治焦点化。日本はWeb3を国家戦略に据え暗号資産の金融商品化と20%課税を政治決定、EUはMiCAで統一規制を完成させた。規制の方向性が国ごとに分岐し、事業設計の前提条件になる。

  1. 🇺🇸 米国は2025年にデジタル資産政策が親産業へ転換。トランプ大統領が2025年7月18日にGENIUS法(決済用ステーブルコインの初の連邦枠組み)に署名し、同時期に下院がCLARITY法(デジタル資産の市場構造をCFTCとSECに分担させる法案)を可決して上院送付となった。連邦レベルの『青信号』が資本流入とWall Street統合を後押ししている[3][4]
  2. 🇺🇸 予測市場が政治の主戦場に。CFTCは2026年6月10日に予測市場の連邦規則案を公表し、戦争・暗殺の賭けを禁止しつつスポーツ賭けを合法化する方向を示した。一方2026年3月にはCurtis・Schiff両上院議員が『Prediction Markets Are Gambling Act』を提出し、商品取引法はスポーツ型賭けを認めないと明確化しKalshi・Polymarketを制約しようとした。賭け本業を持つMIXIには連邦vs州・CFTC vs議会の政治力学が直接効く[21][26]
  3. 🇯🇵 日本はWeb3を国家戦略に位置づけ(自民党Web3ホワイトペーパー等)、2025年12月19日公表の令和8年度税制改正大綱で暗号資産の分離課税20%化とFIEA(金融商品取引法)下への再分類方針を打ち出した。政府が『投資家フレンドリー』へ舵を切る一方、NFT・DeFiは優遇対象外で、振興と慎重さが併存する政治姿勢[10][11]
  4. 🇯🇵 政府の規制明確化が大手パブリッシャーのWeb3回帰を政治的に正当化。日本の暗号利用者は約1,200万人に達し、Square Enix・Sega・Bandai Namco・Konami・CapcomがOasysやSony Soneium上で投機でなく『IPユーティリティ』志向の取り組みを進める。20%課税方針は他国に対する規制上の優位として語られ、Web3を国家産業政策の一部に位置づける政治的下支えになっている[22][23]
  5. EUはMiCAで世界初の包括的暗号資産規制を完成させ、政治的に『規制された統一市場』を選んだ。ステーブルコイン規定は2024年6月30日、暗号資産サービス提供者(CASP)規定は2024年12月30日から適用、移行期は2026年7月1日に終了する。米国の産業振興路線とEUの厳格統一路線という規制分岐が、グローバル事業の前提を二分する[5]
E 経済

経済軸は二極化。トークン主導のWeb3ゲーム経済は2025-26年に崩壊(ゲームトークンの9割超が初値割れ、Caladanは資金流入99%減・93%死亡と報告)。一方ステーブルコインは供給3,200億ドル超・暗号取引高の約75%を占める実需インフラへ成長し、Visaのオンチェーン決済は年率約35億ドル規模、暗号カード支出は2年で15倍に。米国ではUSDC建て予測市場(Polymarket/Kalshi)が四半期360億ドル超を捌く新市場となった。MIXIにとっては『トークン化ゲームの収益期待は剥落、決済・スポーツIP・予測市場は選別的機会』という構図。

  1. Web3ゲームのトークン経済は2025年に瓦解:2025年に発行されたゲームトークンの9割超が初値を維持できず、スタジオ閉鎖・トークン不振・期待乖離で業界は最も厳しい局面に入った。『稼ぐためにプレイ(Play-to-Earn)』の投機モデルが経済的に破綻したことが、2026年の現実路線(面白さ第一)への転換を強制した[16][15]
  2. 資金供給そのものが枯渇。Caladanは2026年4月23日、Web3ゲームの93%が事実上死亡、トークンは2022年ピークから95%下落、年間資金流入は2022年の約40億ドルから2025年の約3.6億ドルへ激減(四半期では16億ドル→1,800万ドルの99%減)と報告。例外はSteamで配信されGunzilla Gamesが1億ドル超を調達した『Off the Grid』で、勝ち筋は『先にゲーム、後でブロックチェーン』に収斂[18][15]
  3. ステーブルコインは実需インフラ化。総供給は2026年4月16日に3,200億ドルを突破、USDT(テザー)が約1,896億ドルで首位、USDC(サークル)が約780億ドルで続き、ステーブルコインは2026年Q1の暗号取引高の約75%を占めた。Chainalysisは決済量がVisa/Mastercardを2031-39年に上回りうると予測する[12][17]
  4. 🇯🇵 日本では円建てステーブルコインの実需市場が立ち上がった。JPYCが2025年10月27日に国内初の法的に認められた円ステーブルコインを発行(1JPYC=1円、銀行預金・日本国債で裏付け)、シリーズBで17.8億円を一次クローズし、決済・送金・法人決済インフラを志向。MIXIにとって国内デジタル決済の新レールの登場を意味する[7][8]
  5. 🇺🇸 GENIUS法成立で米国のステーブルコインが規制下の決済市場として開放され、銀行・決済事業者・発行体の参入が加速。2025年のステーブルコイン関連投資は約15億ドル(2019年は5,000万ドル未満)に急増し、Visaのオンチェーン・ステーブルコイン決済は年率約35億ドル規模、暗号カード支出は2023年初頭の月約1億ドルから2025年末の月約15億ドルへ15倍成長。PayPalのPYUSDは約70市場へ、Cash AppはUSDC送受信を2026年に展開する[20][25]
  6. 🇺🇸 USDC建て予測市場が新興の経済圏に。2026年Q1のオンチェーン賭け取引高は約140億ドル、予測市場は約366億ドルに達し、Kalshiは2025年に431億ドル、Polymarketは334億ドルを処理。Kalshiは追跡対象の米予測市場活動の約89%を占める。Polygon上でUSDC決済するPolymarketは2025年7月にCFTC認可取引所QCEXを1.12億ドルで買収し米再参入の足場を得た。MIXIの賭け本業に隣接する成長市場[21][26]
S 社会

社会軸では、消費者の関心が『投機NFT・稼ぐためのプレイ』から離れ、『純粋に面白いゲーム』『機能するデジタル所有』へ移った。ブロックチェーンゲームは依然Web3最大カテゴリ(日次アクティブ約450-500万ウォレット、Web3全活動の約28%、活動の5割超がモバイル)だが、ユーザーは投機より体験を求める。米国ではステーブルコインがPayPal/Cash App経由で一般消費者決済に浸透し始めた。MIXIのソーシャルグラフ+スポーツIPは、投機でなくファン体験としてのデジタル資産に整合しうる。

  1. 2025年の教訓は『楽しさが誇大宣伝に勝った』。ブロックチェーンゲームは2025年を通じ日次約450-500万アクティブウォレットを維持し、2025年10月にはWeb3全活動の27.9%(年内最高)を占め唯一成長したセクターとなった。活動の5割超がモバイル経由で、ユーザー層は投機家から一般プレイヤーへ移行している[1][15]
  2. 🇯🇵 日本の消費者は投機NFTバブル崩壊後にデジタルコレクティブルへ懐疑的だが、スポーツファンエンゲージメントとIP連動の体験には親和性が残る。MIXIはDAZNと組みJ.League公式映像をNFT化した『DAZN MOMENTS』(Flow基盤)でこの領域に触れており、投機でなくファン体験としての設計が社会的受容の鍵[13]
  3. 🇯🇵 日本は約1,200万人の暗号利用者を抱え、Web3ゲームの社会的受容で先行。大手パブリッシャーが投機でなくIPユーティリティ(既存ファンへの所有・特典付与)を軸に据えるため、一般ゲーマーがブロックチェーンを意識せず体験できる土壌が広がっている。MIXIのソーシャルグラフとスポーツファン基盤は、この『体験としての所有』に整合する[22][16]
  4. ウォレット抽象化・ガスレス取引・L2の普及で、暗号に不慣れな一般ユーザーでもデジタル所有を意識せず利用できるUXが整い、社会的な参入障壁が低下。トークン報酬ではなくゲームプレイ自体から価値が生まれる持続的経済設計が、プレイヤー・規制当局双方から支持されている[1][16]
T 技術

技術はWeb3の数少ない明確な進歩領域。Layer-2・ガスレス・ウォレット抽象化が摩擦を除去し、NFTは『投機対象』から『機能するゲーム内資産』へ、ステーブルコインはゲーム内決済へと用途転換。Ronin(Axie)は2026年5月にOP Stack製Ethereum L2へ移行し低インフレ・ビルダー報酬へ再設計、Immutable zkEVMが実プレイ指標で成果を示す。日本ではSony SoneiumとOasys Verseが摩擦低減を直接狙う。MIXIはFlow(消費者向けチェーン)とOasysバリデータの経験を持つ。

  1. 成熟したインフラが非クリプトゲームへの組み込みを可能に:スケーラブルなLayer-2、ガスレス取引、抽象化ウォレットが摩擦を除去し、NFTは真の所有とクロスプラットフォーム利用を持つ『機能的なゲーム内資産』へ進化、上位Web3タイトルではステーブルコイン取引の2-3倍成長が見込まれる。トークン報酬依存からの脱却が技術的に裏打ちされた[1][16]
  2. 実プレイ指標で成果を出す事例が登場。Axie InfinityはRoninの復活を牽引し、同チェーンの日次アクティブウォレットはQ3に55%増の41.9万へ、ライフタイムで2,700万件超のオンチェーン取引・43億ドル超の売買を記録。Immutable zkEVMではGods Unchainedを筆頭にゲームNFTが1.35億ドルの取引高を生んだ[2][1]
  3. アーキテクチャの集約が進む。Roninは2026年5月12日に約10時間の停止を経て独立チェーンからOP Stack製のEthereum Layer-2へ移行し、トークンのインフレ抑制と『投機家でなくビルダー・プレイヤーへの報酬』を掲げた。Web3ゲームが独自チェーンからEthereum L2エコシステムへ収束する潮流は、流動性・相互運用・セキュリティで利点を持つ[19][16]
  4. 🇯🇵 MIXIは日本のデジタル資産技術スタックに既に接点を持つ:消費者向けに設計されたFlowブロックチェーン上でDAZN MOMENTSを構築し、2023年4月には国産ゲーム特化チェーンOasysのバリデータに就任。JPYCはEthereum・Avalanche・Polygonのマルチチェーンで稼働しており、MIXIが決済・所有機能を追加する際の技術選択肢は揃っている[14][8]
  5. 🇯🇵 日本のゲーム特化インフラが摩擦低減で前進。Sonyの『Soneium』とOasysのLayer-2『Verse』アーキテクチャが手数料・UXの障壁を直接攻略し、Square Enixは塩漬けだったWeb3ゲーム『SYMBIOGENESIS』をSony Soneium上で復活させ、Bandai Namco ResearchはOasys上でAI仮想ペット『RYUZO』を開発。国産チェーンの選択肢がMIXIのスポーツIP×機能的所有の実装に直結する[23][22]
L 法規制

法務軸は最重要級。米GENIUS法(準備金・償還ルール)+CLARITY法(CFTC/SEC分担)に加え、CFTCの予測市場規則案と『Prediction Markets Are Gambling Act』が賭けの連邦vs州を巡る法的争点に。EU MiCA(1:1準備金・EU発行体要件、USDT各取引所から上場廃止)、日本の改正資金決済法(2025年6月成立、2026年施行;電子決済手段・3類型発行体・外国信託型の道)と暗号資産のFIEA再分類が同時進行。MIXIがデジタル資産・決済・賭けに踏み込むなら最重要の制約条件。

  1. 🇺🇸 GENIUS法は決済用ステーブルコインに連邦の準備金・償還・監督ルールを課し、認可発行体(PPSI)の枠組みを創設。CLARITY法はデジタル資産の市場構造を商品はCFTC、証券はSECへと連邦レベルで切り分ける。米国は『規制された明確性』を法で与えつつ、コンプライアンス要件も具体化した[3][4]
  2. 🇺🇸 予測市場の法的地位が未確定。Polymarket・Kalshi等はWisconsin・New York・Illinois等の州が『賭博』と分類し州規制を主張する一方、CFTCは2026年6月10日の規則案で連邦の商品取引法の枠組みへ取り込もうとし、連邦vs州の管轄争いが続く。賭け・スポーツを本業とするMIXIには、参入時の許認可・商品設計の前提を左右する重要論点[26][21]
  3. EU MiCAは認可ステーブルコインに流動的準備金での1:1完全裏付けとEU域内規制主体による発行を義務付け、非認可コインを排除。テザーが認可申請を行わなかったためUSDTはBinance・Coinbase・Kraken・Crypto.com等の域内取引所から上場廃止され、2026年2月時点で40超のCASPが完全認可済みとされる[5][6]
  4. 🇯🇵 日本の改正資金決済法は2025年6月6日成立、2026年(6月)施行予定で、ステーブルコインを『電子決済手段』として規律し発行は銀行・資金移動業者・信託会社の3類型に限定、純粋仲介向けの軽量カテゴリ追加・信託型の準備金緩和・外国信託型ステーブルコインの適格ルートも整備。決済が事実上の許認可ポイントになる[9][8]
  5. 🇯🇵 日本は2026年に金融庁が暗号資産を金融商品取引法(FIEA)下の『金融商品』へ再分類する改正案を国会提出予定で、インサイダー取引規制・カストディ監査強化・開示義務が及ぶ見込み。さらに2025年11月にはFSAが交換業者に賠償準備金を義務化。ただしNFT・DeFi利益は20%分離課税の対象外(雑所得のまま)で、トークン・NFT発行のコンプラ前提は重い[11][10]
E 環境

環境(V)軸は相対的に小さい。主要ゲームチェーン・ステーブルコインがPoS/Layer-2の低消費電力設計へ移行したことで、かつてのPoWマイニング批判は後退。むしろデジタル資産は金融包摂・決済効率という社会的サステナビリティ文脈で語られることが増えた。

  1. Web3ゲーム・デジタル資産のエネルギー論点は後退。主要ゲームチェーンとステーブルコイン発行基盤がPoSやLayer-2の低消費電力設計に移行し(Roninも2026年5月にEthereum L2へ移行)、活動の5割超がモバイルで完結する現状では、かつてのPoWマイニングの環境批判は事業リスクとして小さい[1][19]
  2. デジタル資産は環境負荷より『社会的サステナビリティ=金融包摂・低コスト送金・決済効率』の文脈で評価されるようになった。ステーブルコインのクロスボーダー送金が秒単位・低手数料で可能になることが、ESG的には社会便益として語られる側面を持つ[7][12]

タイムライン

  • 2025-06-06 日本の改正資金決済法が成立(ステーブルコイン=電子決済手段、2026年施行)
  • 2025-07-18 米国でGENIUS法が成立(決済用ステーブルコインの初の連邦枠組み)
  • 2025-09-12 MIXIがPointsBetの買収を完了(議決権66.43%、豪ソーシャル賭け強化)
  • 2025-10-27 JPYCが日本初の認可円ステーブルコインを発行
  • 2025-12-19 日本が令和8年度税制改正大綱を公表(暗号資産20%分離課税・FIEA再分類方針)
  • 2026-04-16 ステーブルコイン総供給が3,200億ドルを突破
  • 2026-04-23 Caladanが『Web3ゲームの93%が事実上死亡・資金流入99%減』と報告
  • 2026-05-12 Ronin(Axie)がEthereum Layer-2(OP Stack)へ移行
  • 2026-06-10 米CFTCが予測市場の連邦規則案を公表(スポーツ賭け合法化方向)
  • 2026-06 日本の改正資金決済法(ステーブルコイン・仲介業)が全面施行
  • 2026-07-01 EU MiCAの移行期間が終了(CASPは完全認可下で運営)

関連エンティティ

  • MIXI, Inc.企業
  • JPYC Inc.企業
  • GENIUS Act規制
  • CLARITY Act規制
  • MiCA (Markets in Crypto-Assets)規制
  • Tether (USDT)製品
  • Circle (USDC)企業
  • Sky Mavis / Ronin / Axie Infinity製品
  • Immutable (zkEVM)企業
  • Oasys技術
  • DAZN MOMENTS製品
  • Japan FSA (金融庁)政府/公的
  • DappRadar市場
  • Caladan市場
  • Polymarket製品
  • Kalshi製品
  • Sony Soneium技術
  • Square Enix企業

出典

  1. [1] State of Blockchain Gaming in Q2 2025 — DappRadar, 2025-07
  2. [2] Top Web3 Gaming Projects & Gaming Industry Trends — DappRadar, 2025-12
  3. [3] How will the GENIUS Act work in the US and impact the world? — World Economic Forum, 2025-07
  4. [4] The GENIUS Act and other US legislative developments concerning cryptocurrency — Herbert Smith Freehills Kramer, 2025-07
  5. [5] MiCA Regulation and EU Crypto Rules: What Changes in 2026 — Sumsub, 2026-01
  6. [6] Binance Finally Delists Tether USDT from European Spot Trading in Compliance with MiCA — Finance Magnates, 2025-03
  7. [7] JPYC, world's first yen stablecoin, is issued — The Japan Times, 2025-10
  8. [8] Elliptic AML solutions enable JPYC to become Japan's first FSA-approved yen stablecoin — Elliptic, 2025-10
  9. [9] Japan Payment Services Act 2026 Guide — Global Law Experts, 2026-01
  10. [10] Japan Plans 20% Crypto Tax and FIEA Oversight in 2026 — Finance Magnates, 2025-12
  11. [11] Japan's FSA to Mandate Liability Reserves for Crypto Exchanges to Enhance Security — CoinDesk, 2025-11
  12. [12] Stablecoin Liquidity Hits $320.6B Milestone in May 2026 — KuCoin, 2026-05
  13. [13] Japanese Powerhouses mixi and DAZN Partner to Create a Sports NFT Marketplace on Flow — PR Newswire (mixi / DAZN), 2022-02
  14. [14] mixi joins Oasys blockchain as a validator — Media OutReach (Malay Mail), 2023-04
  15. [15] Web3 Gaming in 2025: Why Fun Won Over Hype — ChainPlay, 2025-12
  16. [16] Blockchain Gaming Adoption in 2026: From NFTs to Web3 Games — Bitrue, 2026-01
  17. [17] Stablecoin Trends May 2026: USDT vs USDC, Market Cap & GENIUS Act Explained — Bitrue, 2026-05
  18. [18] Web3 Gaming Shakeout: 93% of Projects Are Now Dead — MEXC News (citing Caladan), 2026-04
  19. [19] 'Axie Infinity' Gaming Network Ronin Sets Date for Ethereum Layer-2 Migration — Decrypt, 2026-05
  20. [20] The State of Stablecoin Cards in 2026 — insights4vc, 2026-01
  21. [21] CFTC formalizing prediction market rules allowing sports betting — Axios, 2026-06
  22. [22] Japan Has 12 Million Crypto Users and a Blueprint for Web3 Gaming — Bitcoin.com News, 2026-02
  23. [23] Square Enix's Defunct Web3 Game SYMBIOGENESIS To Find New Life on Sony's Blockchain — CCN, 2026-01
  24. [24] MIXI completes PointsBet takeover bid with 66.43% holding — iGaming Business, 2025-09
  25. [25] Stablecoin Payments for Merchants: Costs, Integration, and the 2026 Adoption Wave — Spark, 2026-02
  26. [26] U.S. looks into regulating prediction market sites like Kalshi and Polymarket — NPR, 2026-04